A型看板の高さには、1m以内に設定されているものが多数存在します。
お店の入り口などに置いてあることが多いと思いますが
《なんでこんなに小さいの??》
って思ったことありませんか?
これにはちゃんと理由があります!!
風営法の1m規制
風営法の「見通しを妨げる設備」について解釈の見直しが行われ、
高さが1m以上の設備を対象に
「客室内部の見通しを妨げる設備を設置しない」
という基準が設けられました。
業界内では「1m規制」などと呼ばれてます。
規制の対象にならない看板
高さが1m以上の看板でも店内の見通しを妨げないもの
壁面に看板を設置する場合
壁面にピタッとつけた看板は、
その先に壁しかないので見通しを妨げることにはなりませんので、
高さの制限なく使用することができます。
ただし、壁と看板との間に人が入れるスペースがないように
はじに寄せて設置した場合に限ります。
自動販売機も壁面に設置すれば高さの制限は解除されます。
島のはじに接着している場合
島のはじに看板やイーゼルを設置する場合は、
看板の幅が島端の幅員に収まり、上端が島端の上端を超えないものを、
島端にほぼ平行に設置する場合に限り、設置することができます。
一見するとややこしいですが、要は「島からはみ出さない」ってことですね。
A型看板を店頭看板としてお店の外に設置する場合は、
「客室内部の見通しを妨げる設備」に該当する場合が出てきますので、
この1m規制に対応する看板が用意されています。
これが「全高1m以下」を売りにしているA型看板が存在する理由です。
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