お店やクリニック、事務所などの窓によく営業時間やメニューなど書いてあるのを見かけます。これらは、ウィンドウサインといいます。
今回は、ウィンドウサインに使われる材料について書いていきます。
マーキングフィルム
店舗のウィンドウ部分に、営業時間などの文字ステッカーが貼ってあるのは、主にマーキングフィルムという色のついたシート素材から製作されています。
ウィンドウサインの製作において
インクジェットシートに印刷して貼る
マーキングフィルムを貼る
の2つが主流となっています。
違い
マーキングフィルムは色付きの塩化ビニールシートです。
ガラス戸や窓ガラスに貼り、装飾や広告として使われることが多いです。
マーキングフィルム、カッティングシート、二つの言葉で聞くことが多いと思いますが、マーキングフィルムとカッティングシートは何が違うのでしょうか。
カッティングシートの正式名称は
『マーキングフィルム』
マーキングフィルムは色付きの塩化ビニールシートの総称で、カッティングシートは中川ケミカルというメーカーの商品名です。
「カッティングシート」という商品が飛躍的に普及したため、〔マーキングフィルムの代名詞:カッティングシート〕が世間に定着し、カッティングシートの名前で呼ばれるようになたという説がありますね。
特徴
薄い・伸縮性がある
マーキングフィルムはインクジェットシートよりも薄いです。
小さいステッカーを曲面に貼るときでも貼りやすいです。
屋内用、屋外用がある
屋外用は耐候年数が長く、耐候性に優れています。
屋内用は耐候年数が屋外用と比較して短いです。
*耐候性:屋外使用時に変形・変色・劣化などを起こしにくい性質のこと *耐候年数:目安として短いもので3年、長いもので7年です。
発色が良い
マーキングフィルムはシート自体に色がついていることが理由です。
看板に非常に多く使われる「インクジェットシート」は、インクをのせるので濁った色になったり、なかなか思い通りの色が出ないことが多いですよね。
種類が豊富
見た目に工夫を凝らしたものがとても多いです。
ツヤがあるもの、マットなもの、透過性の高いものなどなど。
用途や好みによって、幅広く使い分けることが出来ます。
メリット
インクジェットシートよりも発色が良い
色見本やサンプルを見て考えれば、思い通りの色のまま作ることが出来る
デメリット
印刷が出来ないため、写真やグラデーションの表現ができない
色数に限りがある
種類
最後にちょっと変わったマーキングフィルムをご紹介します。
非常に高い透明度を誇る
光にかざすと、まるでステンドグラスのように見えるマーキングフィルムです。
メタリック
フィルム表面に金属の質感があるマーキングフィルムです。
表面が、鏡面タイプ・ツヤなしタイプ・ヘアラインタイプのものがあります。
グリッターシート
ラメが表面にちりばめられた華やかなマーキングフィルムです。
パーティなどの室内装飾にぴったりですね。
蛍光色
スタンダードなマーキングフィルムより鮮やかで、抜群の誘目性です。
ガラスフィルム
磨りガラス調のマーキングフィルムです。
プライバシーを配慮したいときや、シックな装飾をしたいときにおすすめです。
いかがでしたでしょうか?
豊富な種類があって、ウィンドウサインをはじめ様々なところで活躍するマーキングフィルム。
まずは手始めにお手軽なステッカーから作ってみてはいかがでしょうか(^^
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