強風に負けない!看板
- 隆太 菅野
- 2020年10月17日
- 読了時間: 3分
屋外にスタンド看板を設置する際に一番心配なのが転倒ではないでしょうか?

屋外用スタンド看板は店頭で道行く人にメニューやサービス内容を紹介したり、セールやイベント情報などの告知を行ったりと店舗の宣伝やPRには欠かせない販促ツールです。
しかし、万が一にも看板が転倒してしまうと看板が傷つき破損してしまうだけでなく通行の妨げになったり、人が怪我をしたり、車に傷を付ける恐れもあります。
せっかく一生懸命デザインを考えて制作したお気に入りの看板があっさり風で倒れてしまったらとっても残念ですよね。そうならないためにも屋外に看板を設置する際には雨でポスターが痛まないようにする防水対策同様に、風で看板が転倒しないように強風対策を考えることが大切です。
強風を受けやすい場所
スタンド看板を屋外に設置する場合、設置場所によっては風の影響を強く受ける場合があります。海岸沿いの海風や、高台や周辺に風を遮る建物がない場所、広い河川沿いや山から吹き降ろす風など地域により強風を受けやすい環境があります。
また意外と見落とされがちなのが都心のビル風です。
ビル風の強さはビルの高さに比例するので特に高層ビルが立ち並ぶ都心では設置場所にビル風が当たらないか注意が必要です。
突風や強風が吹く時期
看板の設置場所が同じ場所であっても季節や日によって風の強さは変わります。
台風は春先から発生し8月に台風上陸のピークを迎えます。台風の際には無理せず看板をしまわれることが得策ですがしまい忘れた看板が飛ばされて道に倒れているのを見たことがある方も多いかと思います。
台風の際には安全を期して看板の設置を控えることが大切です。
転倒防止対策されたスタンド看板
台風のような場合は例外として、沿岸沿いや車が行き交う幹線道路沿いなど普段から風が強い場所でスタンド看板を設置する場合、転倒防止に強いスタンド看板をあらかじめ選んでおくことも看板の転倒防止対策になります。
看板が転倒する3つの理由
看板が転倒してしまう理由は大きく3つあります。
それは重量とサイズと構造です。
看板に限らず軽くなるにつれ風の影響を受けやすくなります。
同様に看板のサイズが大きくなればなるほど風を受ける面積が増えるので風の影響を受けやすくなります。
そして最後は、看板の構造です。
一般的なスタンド看板のように風を受ける表示面とスタンドの脚部が固定されていると看板の表示面が受ける風圧によって脚部を含めて看板が転倒してしまいます。
一方で、同じ屋外用でものぼり旗の場合、上部と左右のどちらか1辺しかポールに固定されていないので風を逃すことができます。風の影響を受け流す構造も転倒防止の上では有効です。
既にスタンド看板をお持ちの場合は?
既にスタンド看板をお持ちの場合は、重し(ウエイト)を使われることをオススメいたします。看板の形状によっては重しを設置できない場合や専用の重し置台が必要になる場合がございます。

いかがでしたでしょうか?

風速や風の通り道など普段はあまり気にされないことかと思いますが、万が一にもご自身の看板が転倒し、破損したり人に怪我をさせてしまうことのないように転倒防止について考えてみてはいかがでしょうか。
看板・内装のことなら
AGO グループへご相談ください。
048-711-1359
Comments