文字組ってなに?!って思いますよね(笑)
店頭に設置するファサードのような看板は、実際にはポスターグリップやブラックボードのような均一の縦横比ではなく、横長であったり縦に細長かったりするケースがほとんどです。
写真やイラストよりも文字が中心の看板デザインになることも多いかと思います。もちろん会社名や商品名を書いて掲示するだけでも充分に看板として成立します。
しかし、どうせならリード等を入れて体裁を整えたり、かっこよくおしゃれな看板に仕上げたいものです。
今回はそうした看板に文字をレイアウトする際に気をつけたいことを文字組みと簡単なタイポグラフィのことを書いていきます。
看板デザインにおける文字組みとは
たとえば、見出しとリードで同じサイズの文字列を並べるより、本命の見出しを大きく、リードを小振りにして配置したほうが全体の見栄えがよくなります。
新聞や雑誌でも見出しと本文とでは文字の大きさは均一ではありません。
大きさを変えることによって全体のバランスを整え、視線の誘導を生み出します。
フォント・文字組のジャンプ率って?
レイアウト上のこうした組み方をジャンプ率と云います。
たいそうなことのように述べましたが、実は本格的な看板デザインに限らず、誰でも日頃から自然に実践していることかと思います。
たとえば、封筒に宛名を書く際に住所と氏名で大きさを変えてバランスをとる、といった具合です。
やってみるとそれほど難しくはありません。
気持ち良いバランスでOK
比率に関し、リードと見出しの文字サイズで1対1.6にするというような黄金比のような考え方もあるのですが、あまり捕われずにケースバイケースで気持ちのよいバランスを探ってみるのが良いかと思います。
文字サイズの比率が極端に違っていても、離れた位置から看板を全体で見ると、しっかりと美しい比率が、組み合わさった文字列として成立しているということもよくあります。
いかがでしたか?
文字のバランスだけでもだいぶ見栄えが変わることがお分かりいただけましたでしょうか??
これは、看板だけではなく印刷物なども同じですね。
次回、タイポグラフィーについて書きます。
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