看板の広告って・・・?
- 隆太 菅野
- 2020年10月10日
- 読了時間: 4分

看板の広告ってどんな意味があるのでしょうか?
商品やサービスを宣伝する媒体について屋外広告看板の価値や効果を考えてみます。
屋外広告とは
街を歩けば必ず目にするのが屋外広告です。
テレビCMなどに対しOOH(アウトオブホーム)メディアなどとも呼ばれ、デジタル化や様々な仕掛けに伴って、近年ふたたび注目を集めるようになっています。
ビルボード
渋谷や銀座、あるいはタイムズスクエアなど、繁華街に行けばたくさんの屋外広告が視界に飛び込みます。看板の代名詞ともいえるほど、ビルの屋上や壁面に設置されている広告看板は、わかりやすく誰の目にも明らかです。
交通広告
主に鉄道やバスを取り巻く広告媒体を指して交通広告と呼ばれます。
交通機関に一定の利用客がある限り媒体としての価値は得られるわけですから、何万人もが利用するターミナル駅などは広告スペースとして優れた媒体となります。
屋外広告の効果(メリットとデメリット)
屋外広告は一定の場所にある看板で宣伝する広告ですから、地域性を活かした広告展開が可能です。
離れた場所で認知を広げたり、多くの若者が集まる場所、女性に人気のスポットなど媒体如何で効果的に広告を打つことができます。また、屋外広告は数日から数カ月、何年と、比較的長期間にわたり掲示することが多いので、繰り返し見ることでの刷り込みといった効果も期待できます。
そうした多くの人の目に長く触れることを勘案すれば、数秒の世界のテレビCMや、探すことで辿りつくインターネット広告などと比較しても、トータルのコスト面を含め広告としてのメリットはけして低くはありません。
反面、視認性などから製品やサービスについてあまり細かな特徴を伝えるのが苦手な面もあります。また、地域の条例や、サイズや色使いの制約といったことも考えておく必要があります。
交通広告も同様です。
鉄道であれば沿線地域に適したイベントやキャンペーン、住宅や医療などの情報といった広告が出せますし、駅は待ち時間、車内は移動時間で一定の間は人々が留まる訳ですから、立ち止まって目にしてくれる広告媒体としては秀逸です。ラッピング広告など車輌丸ごとジャックするような広告も注目度という面では面白い手法です。
屋外広告の料金
屋上や壁面に設置されている大型の広告看板は一般にビルボード広告と呼ばれたりもします。
有名な繁華街のビルボード広告の媒体使用料は、実のところ景気や地価の変動によっても相場が変化します。幹線道路沿いなど、一般的な印刷での屋外広告では、年間の使用料の他、製作費、電気代などがかかります。
少し変わったところでは、新宿アルタビジョンの利用料は、一週間のCM掲出で60万円(1時間あたり15秒×2回、1日で28回)から、リーズナブルなところでは電柱広告などは月額2000円くらいから広告を掲出できます。
交通広告では、たとえば鉄道での例を挙げると、駅貼りのポスター広告や車内の中吊り広告といった一般的なものから、柱やフロア広告、階段やエスカレーターでの広告など、種類や仕様も様々で演出度合いも豊富です。
料金は地域や交通機関、広告の種類や場所によっても異なります。
B0サイズ10枚分のパノラマ広告を掲出期間一週間で出稿する場合の利用料は、池袋駅では50万円、渋谷駅では130万円といった具合です。都心から少し離れた場所であればリーズナブルな価格となり、場所によってはB0サイズのポスターを一週間掲出するのに数千円くらいの料金から利用でき、また駅で受け付けてくれる場合もあったりします。
いかがでしたでしょうか?
屋外広告では、本格的な広告から地域に根差したキャンペーンなど、戦略や戦術で上手に使い分けてより効果の得られる方法を模索するのが良いように思います。
先にも触れましたがクロスメディアやデジタルサイネージも増えてきました。
屋内や屋外といった媒体の垣根だけでなく、集中や選択も含めて自社の製品やサービスに適した広告手段をお選びください。
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