看板を購入するにあたって気にすることはなんでしょう。
見た目の形スタイルはもちろん、寸法サイズ、重量など、
まずは施工や設置を意識して外見的にイメージと
ぴったりとなるかどうかをお考えになるでしょうか。
そうした選択の際に意外に見落としがちなのが看板の素材です。
同じ色遣いカラーの看板でも
金属製と樹脂製では見た目も重量も違います。
届いてからイメージと違ったというふうにならないよう
購入の際は材料のスペックも是非チェックなさってください。
1.スチール
スチールは大雑把に云えば鉄です。
丈夫ですし、マグネットが付くなどの利点があります。
屋外用は特に錆を防ぐよう造られていますが、それでも表面の細かな傷から内部が腐食することはあります。
日頃のケアは、水滴やホコリをこまめに取り除くことが一番です。鉄というと、つい強いイメージがあり、汚れも強く擦ってしまいがちですが、塗装やメッキをいたわり、たわし等で傷つけないことも大事です。
2.ステンレス
ステンレスは丈夫な合金で強靭な保護皮膜を持ちます。耐食性に優れていますが、空気中の僅かな鉄粉が付着してそこから錆が発生するケースがほとんどです。
メンテナンスは、この鉄粉を含んだホコリを取り除くことです。もし錆が付着してしまった場合は、極微量のクレンザーで拭きとることで錆を落とすことができます。
3.アルミ
アルミは、錆に強い材質ですが、柔らかい素材です。サイン看板に使われているものは、構造や形状等の工夫で強化がなされています。
メンテナンスは、砂やホコリを払った後、水滴を取り除くように乾拭きをするだけで充分です。
4.木材・合板・集成材
木は水に弱い素材です。
水滴が残ったままで放置すると染みだけでなく、そりや割れの原因となります。
木材はそれ自体が経年変化で変色することもあります。それが木材の味とも云えますので、できるだけ大切に使っていただければと思います。
他にもいろいろ素材は、ありますがいかがでしたでしょうか?
街中の看板がなんの素材なのかチェックしてしまいそうです(笑)
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