アルミやアクリル、ステンレスなどパネルの素材1つを取ってみても素材の種類は多種多様です。
素材ごとに加工性や表現できる色域などが異なるため、素材の特徴を知っておくことで、使用用途に適した素材を選ぶことができます。
この記事では、看板に使用される主な素材の特徴をそれぞれ比較しまてみようと思います!看板の素材選びに役立ててください。
パネルの素材
パネルは看板の「顔」となり一番目立つ非常に重要な部分です。ここでは、パネルに使われる素材の特徴や使用用途を紹介していきます。
①アルミ複合板
アルミ複合板とは、薄いアルミ板2枚で樹脂をサンドイッチした複合板です。
アルミ複合板は非常に加工がしやすく、切断だけならカッターでもできてしまいます。
複合板に切れ目を入れて丸めたり、ルーターでキャラクターを切り抜いたりと、加工性の良さが特徴です。
病院の看板、駐車場の案内板などさまざまな種類の看板に幅広く使われています。
②アクリル板
板状に加工されたアクリル素材のことです。ショーケースやディスプレイ、工作や水槽まで幅広い用途で利用されています。②
厚さは3mm、5mm、8mmなどから選ぶことができます。
また透明タイプ以外にも黒や白、スモークタイプなど多彩なカラーがあるのが特徴です。
厚さも幅広く、多くのタイプから選ぶことができます。
③木材
お店の顔となる木の看板材料は選び方が肝心です。
まず設置場所、用途、書き文字(文字数、文字の大きさ)彫り文字(彫り方)により適する材とそうでない材があります材の選定は慎重に厳選することをお勧め致します。
他のパネル素材に比べて耐久性が劣るため、屋内使用に向いています。
シートの素材
①カッティングシート
カッティングシートは着色された塩ビフィルムの裏面に粘着材をあわせたものであり、簡単に言えば単色のカラーシールです。
耐水性・耐候性に優れており屋外使用も可能なため、店のウィンドウのロゴや看板の文字、車の名入れなど幅広い用途で使われています。
②インクジェットシート
インクジェットシートは、屋内外問わず使用することができます。
耐候性の高い用紙を使用し、溶剤系のインクをプリントしています。
カッティングシートと違い、グラデーションや複雑なデザインを自由に表現できることが特徴です。
③FFシート
FFシートとは、内照式(中に光源を仕込んで光らせる)・外照式(外から光をあてて目立たせる)看板に最適のシートです。
電飾用塩ビシートとの大きな違いとして、シートを貼るためのアクリル板が必要ないので、その分コストを下げることが可能です。
アクリル板が無い分、柔軟・軽量なので安全性も高く、取り付けも簡単です!
引裂強度、耐水性も抜群です!
まとめ
発色の良さ、耐久性、耐熱性など素材ごとに特徴は異なります。
良い看板を作るためには設置場所、使用用途に合わせて適切な素材を選ぶことは非常に重要です。
どんな素材を選ぶべきか分からない場合は、ぜひお問い合わせいただければと思います。
#看板#AGOグループ
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