今回は、電飾タイプの大型看板に重宝するFFシートについて書いていきます。
FFシートは、継ぎ目のない美しい仕上がりになります!
電飾看板の表示面素材
アクリル板に代わって、内照式看板の表示面に使用されることが多くなってきたフレキシブルフェイスシート、通称FFシート。
FFシートは、テント地のような柔らかいシートです。
これをどうやってきれいに看板枠の表面に張ってあるのか?
ちょっと気になります。
構造について
FFシートの内照式看板の基本的な構造は、まず箱状の本体フレームがあり、そのフレームの片面ないし両面にFFシートを太鼓の革のようにぱんぱんに張った状態で、内側から電材を光らせています。
このシートをきれいに張るためによく使われるのが、FF用展張レールと呼ばれる、アルミ製のU字型のレールと押えバーの金物のセットがあります。
基本的な張り方
FFシートの基本的な張り方としては、箱状の本体フレームの四辺の縁に取付けたFF用展張レールと押えバーでFFシートの4辺の端をはさみこんで、徐々に引っ張って張っていきます。
メーカーが出しているアルミ製のキット看板などは、最初からフレームの縁にU字型の溝が作られている物もあります。
FFシートをシワの無いようにきれいに張っていくには、最初にテープ等で仮留めして位置決めを行い、押えバーをビスで均等に締めこんでいくという、少々コツのいる作業となります。
その他の張り方
現在よく使用されているFF用展張レールを使ったFFシートの張り方を説明させてもらいましたが、この他には、U字レールの代わりに丸棒を溶接づけしてあるものは、大型看板に使用されるハンガーとボルトで引っ張るものなど、様々な張り方があります。
少々コツのいる作業
FFシートの展張には、少々コツのいる作業が多いです。
とても大きいシートなのでちょっと難しい作業にはなりますが、つなぎ目がなくとても綺麗に仕上がるのでおすすめです。
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